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「雨の日限定、恋の歌。」

 

 

まだ若葉が萌ゆる頃に、

一足先の五月雨が降った。

おろしたての君の雨傘が、

水の上に そっと 花、開く。

 

触れるか触れないかの

僅かな距離に

幼い恋心がときめいた

 

 二人で靴を鳴らした水音

空が奏でるような雨音と

鳥が雨宿る囁くような歌声と

君が紡いだ 鼻歌ー・・・

 

アスファルトの舞台で

 

君と、

 

雨の日限定の、の歌。

 

 

雨の日限定、恋の歌。